【原料探し】 |
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『炭』には様々な種類の木からできたものがあります。しかし、石鹸はお肌を直接洗うものです。どんな炭でも良いわけではありません。化粧品の原料として使用できる基準を満たしたものに限られます。しかも、形状は石鹸に混ぜることができるものに限られています。
半年ほどかかってやっと、針葉樹から作られた炭と出会うことができました。弊社で採用した炭(吸着、保湿成分)は微粉末状になっていて、石鹸の原料として配合することにより、細かな炭の粒子がお肌の汚れと皮脂をしっかり吸着し、さらにミネラル成分がお肌に潤いを与えます。
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私たちはさっそく、この炭(吸着、保湿成分)を使った石鹸を作ってみました。炭のさっぱりとした使用感を活かすため、石鹸素地(洗浄成分)は植物由来のものを採用。自然の色合いを大切にするため着色料はいれず、酸化防止剤、香料も配合しませんでした。
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製造は、ひたすら石鹸素地(洗浄成分)と炭(吸着、保湿成分)がなめらかに、均一になるまで繰り返し練り込んでいきます。この工程は今まで作ってきた固形石鹸のノウハウをそのまま活かすことができましたので、順調にすすめることができました。できあがりは、クリーミィーでさっぱりとした泡立ちとしっとり感をあわせ持った、すばらしい石鹸となりました。
この石鹸の良さをアピールするために、初めて自社デザインをパッケージに採用しました。
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【シャンプーとリンスの誕生】
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弊社の製造している石鹸シャンプーは洗浄成分が石鹸の、「石鹸シャンプー」とよばれるものです。この石鹸ベースのシャンプーは洗浄力が優れ、地肌への負担が軽い一方、泡立ちの悪さや髪のきしみ・ゴワつきを気にされる方もいらっしゃいます。
その石鹸シャンプーに炭を配合したらどうなるだろうか。流行物としてとらえられ、短命な商品にならないか。また、石鹸シャンプーを使ったことのない方々の反応はどうだろう。どのような商品が出来上がるのか、様々な不安がよぎりました。しかし私たちは、炭配合の商品を息の長い定番商品として育てたいと考え、石鹸炭シャンプーと炭リンスの開発へ取り組んだのです。
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まず、炭という個性の強い素材に負けないベースを作るということで、植物系油脂の配合を工夫し、クリーミィーな泡立ちの良さを重視しました。また、炭の配合量は、多すぎるときしみが生じ、泡立ちも悪くなるため、何度かサンプリングを行い、バランスを整えました。 |
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出来上がった石鹸シャンプーは、泡立ちのよいベースに多孔質の炭が加わった事でより泡の質が細くクリーミィーになりました。更に炭のミネラル成分が髪につやを与える事できしみが少なくなり、今までの石鹸シャンプーの弱点も補う事ができたのです。
またリンスは、クエン酸(PH調整剤)を主成分とした酸性リンスに炭(保湿成分)、キトサン(保湿、コンディショニング成分)、スクワラン(保湿成分)を配合し、炭の保湿感にエモリエント感を補う事で使いやすさを追求しました。
出来上がったリンスは炭のミネラル(保湿成分)によって髪をつややかに整え、予想以上に使用感の良い製品となりました。 |
石鹸という、昔から使われてきたものと、現代で見直されている素材の出会いが、せっけんの新たな可能性を見出した今回の製品化は、弊社のかけがえのない経験と、財産になりました。これからも一つ一つの製品に心を込め、長く、大切に育てていける商品を開発していきたいと思います。 |
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